DNAの日

  4月25日は「DNAの日」(DNA Day)と呼ばれる国際的な記念日です。この日は、1953年4月25日にジェームズ・ワトソンとフランシス・クリックがDNAの二重らせん構造を発見した論文が発表されたことに由来しています。2003年にはヒトゲノムの解読が完了したことも、この日に発表されました。

  第9回クリニカルバイオバンク学会シンポジウムは、DNAを中心として、バイオバンクによる生体試料・情報の品質管理のもとでの保管・利活用と、生体試料の解析を行い、患者・市民へフィードバックするゲノム医療をテーマとしています。この「DNA の日」にあらためて、ヒトゲノムについて考えるのはいかがでしょうか?「DNAの日」を記念して、様々なイベントやキャンペーンが行われていますのでご紹介します。

DNAの日』見てみようDNAのあんなこと、どんなこと

  東北大学東北メディカル・メガバンク機構では、AMEDゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム「ゲノム医療・研究への患者・市民参画(PPI)推進およびリテラシー向上のための基盤整備」の主催で、4月21日にToMMoの施設見学ツアーが開催されましたので、ご紹介します。

DNAの日によせて「人類の遺産」としてのヒトゲノム

  健康医療情報が拓く未来会議 WG4 「ゲノムのある診察室」研究WGが、「DNAの日によせて「人類の遺産」としてのヒトゲノム」を発表されましたので、ご紹介します。ヒトゲノムは「人類の遺産」と言われますが、このことがどのような意味をもつのか考えてみるのはよいですね。